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2009年9月11日

日本の宇宙開発新時代!HTV打ち上げ成功

HUB

HTVは国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ無人補給機です。

これまで日本は「きぼう」に必要な物資をNASAのスペースシャトルで運んでもらっていたのですが、ようやく日本独自の輸送手段が確立しました。

HTVには生身の人間が乗り込める部分もあり、これが発展すればいずれは有人宇宙飛行が可能とも言われています。予算的な問題でまだまだ難しいようですが・・・・

また、今回は新型ロケットH-UBの初運用でした。信頼性が高かったH-UAロケットをさらに改良し、最大積載量が倍以上になりました。今後も活躍してくれる重要なロケットです。

打ち上げの時刻は午前2時4分でしたが、これは国際宇宙ステーションの軌道と合わせるのに都合が良い時間だったからです。打ち上げ時刻が10分違うだけで、使用する推進薬が全然違うようです。

 

望遠鏡をお持ちの方は、ISSとHTVを観測してみるのも良いかもしれませんね。

 


投稿者:こすもんat 10:18 | 宇宙情報 | コメント(1) | トラックバック(5)

2009年1月24日

いぶき打ち上げ成功!

昨日、種子島宇宙センターから、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき(GOSAT)」が打ち上げられましたね。

さて、今回の衛星の焦点となった温室効果ガスですが・・・・

ぶっちゃけ温室効果ガスって何なん?

という疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。(僕もその一人でした。)
また、なぜわざわざ宇宙から測定する必要があるのか?
そのデータが何の役に立つのか?
今回、そんな今更人には聞きにくい疑問にお答えいたします!

 

温室効果ガスとは?

地球温暖化の原因と言われている気体のことです。
二酸化炭素やメタンが有名ですね。
これらをひっくるめて「温室効果ガス」と呼びます。
「いぶき」は「二酸化炭素」と「メタン」を測定できます。

 

どうやって宇宙から観測するのか?

地表面で反射してくる太陽光をフリーエ分光して吸収スペクトルを観測することで・・・・・とまぁかなり技術的な話になってきますので要約します。
簡単に言えば、地上から放出される赤外線の量を測定するんです。温室効果ガスは赤外線を通しませんので、赤外線の放出量が少ない地域は、温室効果ガスが多いということになります。

 

なぜわざわざ宇宙から観測するのか?

地上での観測では、同じ時間帯に何箇所も測るのが難しいうえ、偏りも出てしまいます。
現在、地上では約260点の観測ポイントがあり、1ヶ月に1度、観測結果が配信されます。
「いぶき」なら、地球上の約56,000点の観測ポイントを3日間ごとに計測できます。すべて同じ計測機器、同じ条件で計測しますので、偏りの無いデータを取得できます。
これはとても画期的なことです。

 

温室効果ガスの測定データは何の役に立つのか?

やはり、地球温暖化対策というのが最も大きいでしょうね。特に日本は地球温暖化への意識レベルが高いと言われていますが、現状ではなかなかうまく対策できていません。意欲はあるものの、技術が追いついていないんです。そんな中、「いぶき」の打ち上げは温暖化対策の突破口になると僕は思っています。

 

 

 

さて、ここからは個人的な意見なんですが・・・

「いぶき」から取得される温室効果ガスのデータ、これは国際的にかなりやばいシロモノじゃないかなーなんて思ってるんです。地球温暖化は今や国際的に大きな問題になっています。「京都議定書」で国ごとに温室効果ガスの削減目標を課せられているほどです。(アメリカは離脱)
「いぶき」は、国ごとの温室効果ガスの濃度をこれまでにない精度で測定できます。これは、温室効果ガスを多く排出する国(アメリカ、中国、ロシアなど)の政府にとって、あまり良いことではないかもしれません。
データの公開には各国から圧力がかかる可能性はもちろんありますし、開発時にもそういう圧力はあったという噂もあります。

余談ですが、気候変動や温暖化を研究するアメリカの科学者1600人以上に対して、研究結果の公表をひかえるようにアメリカ政府から圧力があったというアンケート結果が出ています。

 


投稿者:まさat 15:14 | 宇宙情報 | コメント(0) | トラックバック(0)

2008年1月6日

宇宙から見たオーロラ

 

この季節にTシャツ1枚で寝たら風邪をひいてしまった、まさです。どうもこんにちは。


こんな画像を見つけたので、貼っときます。



宇宙から見たオーロラ1

国際宇宙ステーションから撮影されたオーロラの写真です。


オーロラって綺麗ですよね・・・・・宇宙的ですよね・・・・・・。


あぁ・・・・宇宙行きたい・・・・(´・ω・`)

 


投稿者:まさat 13:32 | 宇宙情報 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年11月15日

宇宙カレーが通信販売!

SHOPハウス − スペースカレー
https://www.shop-house.com/spacecurry/index.html

 

いずれ宇宙飛行士が食べることになる、宇宙食カレーです!

一足先に宇宙飛行士の気分を味わってみませんか?

私もぜひ食べてみたいです。

普通のカレーよりもウコンが多めに入っているあたり、「ウコンの力」のSHOPハウスさんらしいですね。


投稿者:まさat 13:07 | 宇宙情報 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年10月26日

辛いもの好きの宇宙飛行士にはたまらないチョイス!

中央日報 − キムチ・コチュジャンも宇宙食に
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=92106&servcode=400&sectcode=400

韓国人に限らず、日本人にもキムチ好きな人は結構いますよね。

ちなみに私は苦手です。だって辛いんやもん・・・(´;ω;`)

とはいえ、キムチとコチュジャンは辛さが命!

宇宙でどのように辛さと旨さを維持するのか、興味深いです。


投稿者:まさat 11:02 | 宇宙情報 | コメント(3) | トラックバック(0)

2007年10月11日

宇宙にもある「食文化」

世の中には色んな食文化がありますが、それは地球上だけの話ではありません。

今回は宇宙の「食」について書きたいと思います。

 

宇宙開発時代の初頭、宇宙飛行士にとって食事の時間は、つらい宇宙船内の生活で唯一の楽しみ・・・・・・・というわけではありませんでした。
当時の宇宙食は、離乳食のようなペースト状のものが主流で、これが何とも言えない味だったようです。ほとんどの宇宙飛行士には不評でした。

ロシア宇宙食

宇宙食がペースト状だったのには理由があります。
当時は、無重力下で人間が食べ物をうまく飲み込めるかが不安だったのです。
そのため、できるだけ喉に詰まりにくい宇宙食を開発したのです。

その後、無重力下でも問題なく食べ物を飲み込めることが判明してからは、保存性が高いレトルト食品やフリーズドライ食品を筆頭に、宇宙食にも様々なバリエーションが生まれていきました。
(フリーズドライ加工のたこ焼きやアイスクリームなどがコスモアイル売店で販売しております。)

宇宙船内では、ラーメンを食べることは不可能だと言われていましたが(無重力下でスープが飛び散るため)、日清食品が宇宙船内でも食べられるラーメンを開発し、話題を呼びました。

最近では、様々な食品会社が開発した宇宙食がJAXAに持ち込まれ、審査を受けています。

宇宙でも地上と同じ生活が出来る日も、そう遠くないかもしれませんね。


投稿者:まさat 18:33 | 宇宙情報 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年9月19日

宇宙旅行

“タイムマシーン”や“アンドロイド”といった単語は、一般的によく耳にする言葉です。

しかし、それは飽くまでフィクションの中でしかありません。

それらが現実のものとなるのはずっとずっと先の話で、そして、おそらく自分たちが生きている間のことでは無い・・・・・。

そんなふうに思っている人がほとんどでしょう。

ほんの少し前までは、“宇宙旅行”にもきっと同じようなイメージが持たれてきたのではないでしょうか。

しかし、その“宇宙旅行”が現実のものとなる日は、すぐそこまで迫っています。

 

激しさ増す宇宙旅行開発競争 − 朝鮮日報
http://www.chosunonline.com/article/20070918000052

 

幼いころ英雄として尊敬していた宇宙飛行士になれるのに、金額など問題ではない。

そう語るのは米国ボストンの事業家リチャード・ラロンド氏です。

巨額な費用がかかる宇宙旅行ですが、人間にとって宇宙を飛ぶという経験は、お金以上に価値のあるものなのかもしれません。

 


投稿者:矢島at 14:08 | 宇宙情報 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年9月14日

「かぐや」打ち上げ成功!!!

 

本日、午前10時31分に、種子島宇宙センターより打ち上げられました。

http://www.sankei.co.jp/culture/kagaku/070914/kgk070914001.htm

「かぐや」は1年間、月のまわりを回りながらいろいろな観測機器を使って調査を行います。
今回の探査ミッションは、旧ソ連のルナ計画やアメリカのアポロ計画とは違い、月の表面には着陸しません。周回軌道からの観測がメインです。

詳しいミッションの内容を知りたい方はこちらまで。


投稿者:まさat 13:04 | 宇宙情報 | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年7月18日

新型宇宙服!!

新型宇宙服
http://www.sorae.jp/030699/1942.html



より軽く、より動きやすく、そしてより頑丈に・・・

それを追求した結果、とうとうアニメに出てくるような宇宙服ができてしまいました!

もはやガ○ダムの世界ですね

でも、宇宙服に不可欠な生命維持装置とかはどうするつもりなんでしょうか?

 

完成は10年後らしいですが、とても楽しみです

 


投稿者:UFO情報局at 17:20 | 宇宙情報 | コメント(1) | トラックバック(0)

2007年6月29日

三菱重工業 H−2Aが完成!!



http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20351869,00.htm


というわけで、もうすぐ「かぐや」が打ち上げられます!!(`・ω・´)


打ち上げ日は8月16日の予定です


「かぐや」は、アポロ計画以来最大の月探査計画と言われてるみたいです ∑( ̄□ ̄;)ナント!!


これはぜひ成功させてほしいですね!!


投稿者:まさat 22:34 | 宇宙情報 | コメント(1) | トラックバック(40)

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