ビールって超能力で味変わるんですか!? 2
〜前回のダイジェスト〜
ビールを見つめるだけで味を変えられるという、コスモアイル羽咋名誉館長の矢追純一氏!
果たして私のビールの味は本当に変わってしまうのだろうか・・・!?
全員が食い入るように注目する中、矢追氏がビールジョッキに集中した。
一同:「・・・・・・ゴクリ(;゚ Д゚)」
矢追氏:「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2〜3分経過)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい。変わりました。」
私:「えっ!?Σ(´∀`;) もう!!!?」
矢追:「まぁ、変わったといっても微妙にですから、感性が弱い人は感じ取れないかもしれません。」
というわけで、早速飲んでみることに。もちろん、変わる前のビールの味は確認済みです。
すると・・・・・
矢追氏:「変わってるでしょ?」
私:「・・・・確かに、前よりも苦味が無くなったような気がします!!(゚Д゚;)」
矢追氏:「そう・・・・苦味が無くなるんです!!」
確かに後味にくるはずの苦味が無くなっていました!
そして、私と同じく、変わる前のビールの味を確認していた副館長も飲んでみることに・・・。(私が飲んだものと同じです。)
副館長:「あっ!味が薄くなってる!!」
どうやら副館長も味の変化に気づいた様子( ・`ω・´)
本当に、味が変わったのです!!!!
これが矢追さんの超能力!!!????
さて、本来ならここで「矢追さんは凄い!」で終わらせる話なのですが、今回はもっと深く突っ込んでみたいと思います。
実は私・・・・この超能力は、ビールの特性と、言葉による心理テクニックによって再現可能なのではないか・・・・と思ったのです。
そもそもビールというのは、時間が経過すると空気に触れることで微妙に味が変わるのです。それを防いでくれるのがビールの泡です。
そして、矢追氏がビールの味を変えようとしたときは、すでにビールの泡が無くなっているときでした。
しかし、本当に微妙な味の変化なので、気づかないこともあるでしょうし、実際にほとんど変わらないこともあるでしょう。そこで、言葉による心理テクニックを使うのです。
「まぁ、変わったといっても微妙にですから、感性が弱い人は感じ取れないかもしれません。」
この言葉を言われることで、大抵の人は「感性が弱い人間だと思われたくない」と無意識に思ってしまい、「ぜんぜん味が変わっていない」などとは言いづらい雰囲気になるのです。
(もちろん、言う人のキャラ性能にもよりますがね。でも矢追さんの凄さを知っている人なら、本人からこんなこと言われたらこう思うはずです。)
当然、ビールの微妙な味の違いを必死で探すでしょう。そして、「なんとなく変わった気がする・・・・かなぁ?」という点を見つければ、「確かに変わってます!」と言ってしまいます。
もちろん、それが気のせいである可能性も十分にあります。
つまり、飲んだ人に「何も変わっていない」と言わせない場の空気をつくる心理テクニックなのです。
矢追さんはどのように味を変えるかは口にしておらず、私が「苦味が無くなった」と言ってから初めて、どのように味を変えたかを言いました。これは、どのように味が変わるか、矢追さん自身も解っていなかった可能性があります!
・・・・・さて、ここまではあくまで私の仮説なので、実際に検証して見なければなりません。
そこで先日、友人達と飲み会をしたときに、実際にこのテクニックを試してみました!
しかも、ビールを見つめる時間は5分くらいに増やしました(笑)
すると・・・・・
友人:「ぜんっっっぜん変わっとらん」
私:「Σ(´Д`;)ガーーーーーーーン」
あえなく撃沈でした。
やはりキャラ性能が足りないのか・・・・・それとも矢追さんのは本物の超能力だったのか・・・・
どう思うかはあなたしだいです!!m9 `・ω・´)ビシッ!!
付け加えておきますと、矢追氏はビールの味を変えた後に、タバコの味も同じようにして変えています。こっちは微妙どころか明らかに変わったそうです。
これはマジだよなぁ。。。。(´・ω・`)
いろいろ失礼なこと書いてすいませんでしたorz
投稿者:まさat 12:52 | 質問箱 | コメント(1) | トラックバック(0)