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2009年6月14日

怪奇!オタマジャクシ事件!!

 

というわけで、石川県に全国から熱視線が集まっているようです。

オタマジャクシ事件について私なりにまとめてみました。

 

第1の事件

事の発端は6月4日。石川県七尾市の中島市民センターの駐車場で、4時35分ごろに男性職員が地面や車の上に体長2〜3センチのオタマジャクシ約100匹が散らばって死んでいるのを発見。その直前に「バタバタ」という音がして気づいたという。

第2の事件

6月6日午前7時ごろ、石川県白山市の民家周辺でオタマジャクシ約40匹が見つかった。このとき、周りは水で濡れていなかったとのこと。そのうち何匹かはつぶれてくっついていた。つぶれた形状から、いたずらで投げつけられたとは考えられないという。

第3の事件

6月9日午後6時ごろ、石川県中能登町で13匹のフナの稚魚の死骸が見つかりました。軽トラックの荷台や周辺に散らばっていたそうです。

第4の事件

6月11日午前1時ごろ、石川県輪島市で100匹のオタマジャクシが発見された。100匹とも50センチ四方の範囲に固まっていたらしい。20匹ずつ固まり、半生のような状態だった。

第5の事件

6月12日には白山市で足の生えたオタマジャクシ30匹の死骸が見つかった。

 

他にも数匹のオタマジャクシが発見された例はいくつかありますが、とりあえず数が多いものを取り上げてみました。とりあえず4つの事件の共通点を書き出してみます。

・比較的狭い範囲に固まって発見されている。
・竜巻が発生したという観測記録は無い。
・付近には田んぼが点在している。
・付近にサギやカラスが生息している。

 

さて、それでは世間で噂されている仮説をいくつか挙げてみましょう。

 

1.竜巻説

竜巻が発生し、田んぼからおたまじゃくしを巻き上げ、落下させたというもの。

これは、竜巻の発生が確認されていないのはもちろん、オタマジャクシだけが巻き上げられるのは不自然なので、おそらく違うでしょう。

 

2.つむじ風説

竜巻よりも規模が小さいつむじ風の仕業という説。

つむじ風ならば竜巻と違って観測するのは難しいようです。さらにオタマジャクシよりも重いものは巻き上げられず、軽いものは別の場所に飛ばされてしまうという考えならば、一見辻褄が合っているようにも見えます。
しかし、オタマジャクシと同程度の質量のものが周りに存在していなかったとは考えにくく、短期間に連続で同じ現象が起こっていることの説明がつきません。これもおそらく違うでしょう。

 

3.サギ説

オタマジャクシを餌としているサギやカモが落としたという説。

サギやカモは、カラスや人間が近づくと驚いて食べたものを吐き出すことがあるらしい。しかし、大量に吐くのは地面などに止まっている時だけですし、100匹という単位は多すぎます。さらに、オタマジャクシは消化が早く、原型を保っていること自体が珍しいそうです。

 

4.UFO説

宇宙人が何らかの理由でオタマジャクシをばら撒いているという説。

可能性はゼロでは無いですが、有力とは言えません。オタマジャクシをばら撒く理由がさっぱり解りませんからね。空間移動の実験が目的という説もありますが、それなら人気の無いところでするでしょう。

 

5.イタズラ説

子供のイタズラ・・・ひょっとしたら大人のイタズラという説。

なんだかんだ言ってますが、この説が私の中で一番有力です。とくに第2の事件以降は便乗である可能性が極めて高いと考えています。それに、田んぼの近くでオタマジャクシをばら撒くという遊びが子供たちの間で流行ったこともありました。 
しかし、第1の事件については状況からしてイタズラではないと思っています。

 

6.超常現象説

現代科学では説明のできない超常現象という説。

空から魚やカエルが降ってくる「ファフロッキーズ現象」は世界各地で中世のころから報告されています。中には人為的なイタズラでは説明がつかないものもたくさんあります。結局のところ、現代の科学もまだまだ発展途上で、解明できていない自然現象もたくさんあります。その一つだと考えるべきなのかもしれませんね。

 

総括

世の中には現代科学では説明のつかないことがたくさんあります。無理に理由をつけようとせず、まだまだ知らないことがたくさんあるんだなと戒めることが大事なんじゃないでしょうか。

 

ま、肝心のUFOの町羽咋市には1匹も落ちてきてないんですけどね!!


投稿者:コスモンat 15:51 | その他 | コメント(2) | トラックバック(0)

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