アメリカが開発した初の液体水素型ロケットエンジンが、この「RL-10」です。アトラスロケットや、タイタンロケットの2段目(上段)に使用され、様々な宇宙機を宇宙空間に送り込みました。
液体水素と液体酸素によるロケットは、現時点で最高の推進力を持つと言われており、アポロを打ち上げた「サターンV」や、日本の「H-ⅡA」や「H-ⅡB」などの有名なロケットの推進剤としても採用されています。
ここに展示されている「RL-10」は、NASAが実験用に使用していた本物の機材です。