アポロ計画で月面を広範囲で調査するため、アポロ15号以降、月面車が採用されることになりました。
運転には、手元のT字型のコントローラーを使用します。前に倒すと前進し、左右に倒すと曲がり、後ろに倒すとブレーキがかかる仕組みになっています。
仕様上の最大スピードは時速13kmですが、アポロ17号の船長ユージン・サーナン宇宙飛行士が時速18kmを出したとの記録が残っています。
アポロ計画で使用された月面車は、今でも月面に放置されています。